マルセル先生送別全校集会がおこなわれました
2026年10月20日
【マルセル先生送別全校集会がおこなわれました】
聖光学院の創立以来、キリスト教教育修士会のブラザー(修道士)たちは学校を支え、見守り続けてきました。そうしたブラザーたちの中で、横浜の修道院に残った最後のブラザーであるマルセル先生が、カナダへ帰国されることとなりました。まもなく帰国されるマルセル先生への感謝の気持ちを込めて、送別の全校集会が開催されました。
1936年生まれのマルセル先生は、今年の8月31日で90歳になったはずなのですが、矍鑠(かくしゃく)とした姿で講堂の舞台に立たれたマルセル先生を拝見していると、その年齢をつい忘れてしまいそうになります。優しくユーモアあふれるスピーチに場内は、温かい雰囲気に包まれていました。
マルセル先生は、1961年に来日し、セントメリーズインターナショナルスクールに7年、聖光学院に58年奉職されました。日本での65年の生活は、底なしの優しさで生徒のために尽くした日々でした。
カナダのケベック州で生まれたマルセル先生のお名前は、正しくはマルセル・クロード・ビレムーレ。このビレムーレの発音がなかなか難しく、その発音をいたずらっぽく中学生に教えているマルセル先生のお姿も印象に残ります。
カナダから日本へと渡ってきたブラザーたちは、「一粒の麦」として、この地に蒔かれました。その種の一つが、聖光学院として芽吹き、真実と愛とによって支えられた精神的共同体を育みました。神に異国へと導かれ、信仰の中で使命を果たしてきたブラザーたちが注ぎ込んだ精神は、多くの卒業生たちの心の中に、パン種の如く広がっていきました。今、マルセル先生の帰国によって、キリスト教教育修士会が日本を離れることになります。それは、聖光学院の歴史における大きな節目に他なりません。
聖光学院にブラザーたちが蒔いた種は、すでに多くの実を結び、また新たな種となって、次の世代へと受け継がれています。たとえブラザーがこの地から離れたとしても、ブラザーたちの祈りと献身によって育まれた精神は、これからも聖光学院の中に生き続けることでしょう。
キリスト教教育修士会の創設者ラ・ムネ神父が遺した「たくさんの種を蒔く」という言葉を、今こそ私たち自身の使命として受け止めたいと思います。
マルセル先生、そして聖光学院を支えてくださったすべてのブラザーたちに、心からの感謝を捧げます。これからも私たちは、ブラザーたちが大切にした創立の精神を胸に歩み続けます。
※マルセル先生は11月3日(火・祝)にカナダへ帰国されます。修道院から空港への出発は12時を予定しています。お見送りをご希望の卒業生の皆様や関係者の皆様は、11時30分にザビエルセンター前駐車場にお集まりください。











