聖光塾 音の物理(楽器はどうして鳴るか)
2024年09月25日
【聖光塾 音の物理(楽器はどうして鳴るか)】
7月11日(木)と8月2日(金)に物理実験室で延べ2回、「音の物理(楽器はどうして鳴るか)」講座を実施しました。
2つのスピーカからの音を使って音を消したり(ノイズキャンセル)、プラスチックバネによる弦の定常波(弦楽器の原理)、メロディパイプを振り回して気柱の定常波(管楽器の原理)、紙笛やストロー笛の製作、ストローでアルミ缶を鳴らす実験、コンピュータによる声や楽器の音の分析・合成、声紋の分析、管楽器内部の空気の振動の可視化(クントの実験)、太鼓などの振動する膜に生ずる音の可視化(クラドニー図形)、など、さまざまな音の生徒実験を行い、音の性質や、管楽器、弦楽器、打楽器で音が鳴る原理を調べました。
その後は、実際の楽器を使って音の発生の原理を聞いたり、吹奏楽部員の楽器の解説と生演奏、テルミンの実演を聞いたりしました。さらにお御堂や音楽室に移動して、パイプオルガンやピアノの音の発生原理の解説を受けました。たくさんの実験や楽器の原理を聞き、またおみやげに防災ホイッスルがもらえたので、楽しかったという感想が多かったです。
(文責:北村)








