剣道部紹介
2025年02月13日
68期新入生の皆さん、中学入学おめでとうございます。入学後の部活動を何にするか考えている人も多いと思いますが、ここで剣道部について紹介させていただきたいと思います。
1, 剣道とは
剣道と聞くとどんなことを思い浮かべますか?面をつけて竹刀を振り回している、そんな風にイメージする人も多いかもしれません。私自身も、初めのうちは先輩方が何をしているのかよく分かりませんでした。
しかし、実は剣道は、見た目以上に奥が深く、面白いスポーツです。
私自身が思う剣道の面白さをいくつかご紹介します。
試合では、がむしゃらに竹刀を振り回しているのではなく、実はその瞬間瞬間に様々なことを考えています。相手が何を考えているのか、自分の攻めに対して相手がどう反応してくるのか、相手の隙を読みどうやって相手に攻撃をするのか、など、「攻めて相手を動かす」という考えのもと、間合いや打ち気を読み続けて勝つというのが剣道の醍醐味の一つです。
また剣道とは、単純に互いに相手の頭を竹刀で叩いて勝つ、ということではなく、勝っても負けても試合のはじめと終わりに相手へのリスペクトを込めた挨拶(礼)をし、いっしょに稽古してくれる仲間に感謝しあうなど、礼節を重んじ、相手への尊敬の念を常に持つことを特に大切にしているスポーツである点も大きな魅力の一つです。
2. 聖光剣道部
聖光学院剣道部では、中高合わせて約二十人の仲間で週に三回稽古を行なっています。わたしたちが特に大事にしていることは「考える剣道」です。
試合の勝敗に関わらず、「今日の試合はどこが悪かったのか、良かったのか」「もっとこうすると強くなるかもしれない」と、自分自身で振り返ったり、お互いに伝えあったりしながら、仲間や先生と一緒に「考える」ことを大事にしています。
また、聖光学院剣道部には1期生の先輩も在籍するOB会(剣聖会)が存在しており、同学年の横の繋がりだけでなく、学生顧問として携わる先輩も多く、中高一緒に活動して在学中も卒業後も一生付き合える仲間が作れるという他の部活には中々ない良い所もあります。
このような剣道の深い沼にはまってみたくなった方が、ぜひ聖光剣道部の私たちの仲間になってくれることを、期待しています。
2025年度剣道部主将:古海 奏多郎
※写真は旧校舎のものも含まれています。モノクロの写真は初代剣道部顧問 村主經考先生を囲んで撮ったものです。#剣道部








