能登半島 被災地ボランティア
2024年12月01日
【能登半島 被災地ボランティア】
僕達は、11/26〜11/28の3日間、輪島市町野町へ被災地支援に行きました。
一日一往復しかない空路で向かい、能登空港からボランティアセンターまでの道中は、もうすぐ1年経とうとするのに、倒壊家屋も土砂崩れもそのままの惨状で、実際目にすると言葉を失いました。
初日は土砂の除去を行いました。みんなで一生懸命やったにも関わらず、なかなか進みません。悔しかったです。それでも、必死に作業を行いました。
明日も頑張ろうと、就寝しようとしたその時、スマホが急に鳴り響き、床が激しく揺れました。震度五弱と余震により、次の日の作業は中止になりました。
翌日は被災地の現状を見させていただくため、国道を走り、能登町方面へ。イカの駅、能登町役場、地元のラーメン屋を回りました。途中の海がきれいで、息をのんだのを覚えています。午後は町野町にもどり、もとやスーパーへ。2度の被災から再起し、11/11から仮オープンした町唯一のスーパーです。支援物資も受け入れていて、その搬入や掃除、値札付けなど行い、また本谷社長から貴重なお話を伺うこともできました。震災をチャンスにしたいと、スーパーの新しい計画を話しているときの楽しそうな顔が忘れられません。再開まで想像を絶する苦労を思うと、地域を守り支えるという強い意志を感じ、心を打たれました。
最終日搭乗前、輪島市内と千枚田の視察に行きました。この街は必ず復興できると思いました。あんな素晴らしい街が、廃れていいはずがありません。
まだまだ復興途中の現状は、残念ながらメディアで最近あまり見かけません。少しでも多くの人に現状を知って頂き、僕達も常に関心を持ち続けることが大切だと思いました。これからも、この経験を活かし、自分に何ができるか考えて生活していきたいです。貴重な経験を支えて下さった皆様に、僕達一同、感謝申し上げます。
頑張ろう能登!
(参加生徒一同)





