聖光学院中学校高等学校

特色ある教育

聖光塾

教育の枠にとらわれず、生きる力を伝える「聖光塾」

外部からの特別講師もお招きし、大学で学ぶようなアカデミックな内容をふんだんに盛り込みながら、生徒の知的好奇心を大いに刺激しています。また、生きる力を育むための体験的な学習を大切にしています。教科教育や学年の枠にとらわれない多様な活動を展開するのが「聖光塾」です。

選択芸術講座

国際人としての豊かな感性をはぐくむ「選択芸術講座」

「国際感覚」を身につけ「国際社会」で活躍する人材の育成ということが叫ばれるようになったのはずいぶん昔のことです。聖光学院でも、国際的に通用する言語としての英語教育には伝統的に特に力を入れてきました。しかし語学だけでは世界中の人々と心を通わせるのは難しいのではないでしょうか。そこで、"美しいものに感動する喜びは国境をこえる"という考え方にもとづき、豊かな感性を育む「選択芸術講座」(中2、土曜の3・4時限)を開講しています。講師にはそれぞれの分野から一流の専門家をお迎えしています。

探究・情報科教育

5年間のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の経験を活かして、新指導要領の「理数探究」と教科「情報」の内容を融合させた本校独自の取り組みを始めています。

    

中学校では、理科の様々な実験を通じて測定法とデータの解析を学び、情報Ⅰ(中3)で統計の基礎と表計算の手法を学びます。さらに、情報科の授業として、Pythonを用いたプログラミングのほか、センサーを多用したロボット制作、3Dのゲーム制作、AI(機械学習)の手法について学ぶ機会を用意しています。

    

高校の理数探究では、データサイエンスの手法を探究する授業を展開し、理系文系の学問を横断して考える視点を獲得することを目指します。

国際教育

    

国際社会で活躍するための最初のハードルである「英語」を跳び越えて、英語を話せる有為の人物として羽ばたけるようにサポートしています。
従来より行われている少人数制の英会話の授業や、語学力の向上を目指したホームステイだけではなく、電子端末を利用したオンライン英会話や、海外企業の訪問や海外でのボランティアにも取り組んでいます。その他、年間や学期単位で留学する生徒も増えており、学校としてそれらをサポートする体制づくりをしています。
また外部試験の活用として、ケンブリッジ英検・TOEFL・IELTSいずれかを中2~中3・高1~高2の期間にそれぞれ1回受験します。このような外部試験は、短期的な目標としての効果や、自分の力を可視化することにも役立っています。

ICT環境を利用した様々な学び

    

中学1年生からChromebookを生徒全員が所持し、Googleアカウントを生徒全員に割り当てています。こうした環境を利用して、発表資料の共同編集作業、各教室のプロジェクターと連携したプレゼンテーション、プログラミング学習、オンライン英会話などが快適に行われています。また、生徒同士のオンライン会議、各種情報のメールでの伝達やフォームによる調査、緊急時のオンライン授業などさまざまな方面で有効に活用しています。
その他、文化祭をはじめとする学校行事において、生徒主体で作成する動画や音楽のコンテンツ作成を応援するために、Adobe Creative Cloud のライセンスを希望者に発行しています。(これらの編集に対応したハイスペックの端末の貸出についても準備しているところです。)

選択社会科演習

    

聖光学院では,実際に社会の第一線で活躍している諸団体のご協力のもと,社会の動きを実体験するための演習講座を設けています。この講座では,現場で日々活躍しているプロの方々の御指導を受けた後,日本独自の伝統文化や最先端の技術に触れ,福祉に参加するなどの体験をします。これらを通じて,環境との共生や今日の社会が抱える様々な問題について考え,「身体で」日本の今を感じます。

〈参考〉SSH(2017年度~2021年度)

聖光学院中学校・高等学校は、2017年度から2021年度までSSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定されました。