聖光学院中学校高等学校

2017.8 校長メッセージ「夏休み その1」

夏休み その1

 今年も7月18日から8月2日まで斑尾高原のキャンプ場で過ごした。7月18日の終業式が終わると先生たちと準備に向かうのである。本校は自前でキャンプ場を保有しているので準備から後片付けまでを我々がやらなければならない。テントや食器の準備など結構、手間と時間がかかるものである。生徒は中学1年生、中学2年生、高校1年生がそれぞれ順番に入れ代わりでキャンプ場にやってくる。3泊4日をテント生活させる学校も今ではだいぶ少なくなってしまったようだし、三学年も実施しているのは実はすごいことだと内心は思っている。
 なんとか、夜にはしっかりと眠ってもらおうと思い、トレッキングや筏づくりなどアクティビティも学年ごとに用意し、食事もほとんど生徒たちに自炊させている。疲れて寝入ってくれるだろうという我々の期待に反して生徒たちの回復力はすごいものである。テント越しに聞こえてくる生徒たちの話声がいつの間にか子守歌になり、我々のほうがぐっすり寝込んでしまうようだ。
 今年はどの学年でも大花火大会を行った。昼間のうちに町に下りて花火をしこたま買い込んでおく。何しろ15分から20分連続して打ち上げるのだから結構大変である。ロケット花火、連発花火、打ち上げ花火とあらかじめセットしておく。周りにまったく人家のない山の中なので騒音を気にすることもない。最近は公園でも浜辺でも花火は禁止になっているので生徒たちにとっても珍しかったようである。我々も回を重ねるごとにストーリーを描いて花火を打ち上げることができるようになった。
 今夏はすっきりと晴れて夏の星座を観察する機会が少なかったが、夜空を彩る花火に子供たちが歓声を上げていた。十代の夏の思い出になってくれればと思っている。そして何よりも先生たちの頑張りと協力のおかげだと思う。